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Locating the Source of Diffusion in Large-Scale Network Pedro C. Pinto, Patrick Thiran, Martin Vetterli PRL 2012 概要 情報拡散の話 一部の頂点だけを観測して、「「発信源」」を推定する モデル化+実験 モデル 辺の時間 正規分布 負の値はごまかす 発信源 uniformly at randomに選択される 受信者 時刻+ソース 他の頂点に伝えない 理不尽な仮定はおかない 受信者がネットワークを分離したり、最初の観測時刻だけ記録 問題設定 入力 グラフ G=(V,E) 分布 μ_e、σ_e 受信者・受信時刻の集合 出力 発信源s アプローチ 木なら? 受信者は葉にいる あ、はい 発信時刻が分かる場合も分からん場合も考える 一般の場合 仮定 発信源から受信者まで情報は最短経路を伝わる ( ゚д゚)ハァ? BFS木の上を求めてその上で木の場合のをやる PRL information diffusion 2014-01-30 17 19 42 (Thu)
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このページはこちらに移転しました 歌詞 作詞/305スレ237 作曲/( A`)モヲトコ なんてね! 音源 歌詞
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Cメロ、Dメロについて 詞先の歌詞の場合、Cメロ、Dメロの存在はあまり評判が良くないようです。 作曲者を選ぶ可能性がありますので、入れる場合はご注意を。 安易なCメロ以上の多用は危険 Cメロがある時点で、かっこいい曲作るという意味で難易度が高くなりがちであり、詞先で曲が付きやすくする為にはABSだけのほうがいい。 ABSよりも、もっと単純なのもアリ。ASとか、Sのみとか。すごい短いのに、内容が詰まってる感があるのって素敵 Cメロがあってもいいが、AABAといった色々な形式の歌詞を投稿してほしい 構成が「ABCS-ABCS-DS」といった壮大なものになると、作曲者がとっつきにくいかもしれない Dメロともなると、違和感なく入れるのは作曲者に相当な技量がないとつらいのでは 使うなら効果的に Cメロはあってもいいが、「雰囲気を変える」のが主眼だったりする為、あまり長いと困る Cメロ入れると、曲的には結構な変化を伴う為、やりにくいと感じる作曲者もいると思う デメリットを理解した上で、変化をつけるために用いるのはアリ ★でも基本は忘れないで そもそも構成が一般的だとしても、心に響くワードがなかったら曲をつけたいとは感じない。 「言葉の選び方」と「伝えたいことが伝わってくる力強さ」がポイント
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頭文字をお選びください あ行 あ ・ い ・ う ・ え ・ お か行 か ・ き ・ く ・ け ・ こ さ行 さ ・ し ・ す ・ せ ・ そ た行 た ・ ち ・ つ ・ て ・ と な行 な ・ に ・ ぬ ・ ね ・ の は行 は ・ ひ ・ ふ ・ へ ・ ほ ま行 ま ・ み ・ む ・ め ・ も や行 や ・ ゆ ・ よ ら行 ら ・ り ・ る ・ れ ・ ろ わ行 わ ・ を ・ ん 英数 A ・ B ・ C ・ D ・ E ・ F ・ G H ・ I ・ J ・ K ・ L ・ M ・ N O ・ P ・ Q ・ R ・ S ・ T ・ U V ・ W ・ X ・ Y ・ Z 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9
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Importance Sketching of Influence Dynamics in Billion-scale Networks Hung T. Nguyen, Tri P. Nguyen, NhatHai Phan, Thang N. Dinh ICDM 2017 概要 RR集合のImportance sampling版を作った 既存のRISベースの手法に適用できますよ とても速いです 動機づけ 単一頂点からなるカスケードが良く発生する メモリ消費✘処理時間✘推定効率✘ 独立カスケードの場合 WCなら30%くらい、TRIなら90%くらいはsingular 枠組み$$\mathsf{SKIS}$$ と Importance Influence Sampling ($$\mathsf{IIS}$$) ぶっちゃけ SIGMETRICS 17 Outward Influence and Cascade Size Estimation in Billion-scale Networks と同じ 影響力推定はちょっとだけ補正する (IISでの被覆)*(どれか成功する確率)+(単一点で終わる確率の総和) Γ=(普通にやったときにどれか成功する確率)とすると、 Γが小さいほうが得する;普通のサンプリングに比べて$$ \Theta(\frac{\Gamma}{n}) $$倍得する ただのCoverageなので、貪欲をそのまますればOK そのままIMMとかD-SSAに適用できる 線形閾値、連続時間にもかんたんに拡張できるよ 実験 比較手法:RIS、SKIM、PMC、IMM、D-SSA、D-SSA+SKIS 辺確率:WCとTRI 影響力推定 RIS、SKIMより平均相対誤差がとても良くなったよ! 分布を見ても安定しているよ! 影響最大化 D-SSA+SKISはD-SSAより何倍か良い 何かD-SSA速くない? PMCとIMMは、WCではIMM、TRIではPMCが速い(それはそう) まとめ 実質importance samplingをIC用に提案しただけだなぁ…。 ICDM 影響拡散 影響最大化 2017/10/02
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ここでは、僕の好きな曲の歌詞でも、うpってみようかと思います。 ● ● ●メルト ●Answer keyの歌はうぐぅ~ ●Last regrets key最高!! ●鳥の詩 keyの歌はgoodエッチ ●メグメル keyの歌は、うなぎパイに食われたということさ ●Little Busters! Keyのリトルバスターズ!より挿入歌 ●遥か彼方 ●☆ニコニコ組曲☆ やっと、完成しました。しかし、まだ何か後ろの方で聞こえるか聞こえないかという声が隠れていて、それに管理人が気が付いていなくて、書いてないという場所が有るかも知れません。もし発見した場合は、まだ設置してませんが、メールや掲示板にて教えてくれれば、大変ありがたいです。 ●合唱組曲『ニコニコ動画』feat.初音ミク Special-Edition 友達にこの曲の歌詞を教えて欲しいと言われたので、うpってみます。 確かにこの曲はなんて歌ってるいのかわかりにくいので、本当の歌詞を知ってる人は少ないと思います。 ●true my heart やろうかやらないか迷っていたが、友達にやれと言われたのであの曲を耳コピで歌詞を書こうと思います。かなりひどいです。 ●true my heart(short ver) 僕的には、きしめんよりこちらの方が好きです。 ●淡雪(あわゆき) 僕的に、これもありです ●Eternal Wish 少ししかいじれてませんorz ●Eternal Wish(管理人が耳コピしたver) ●Vanille Rouge ネタで作りました。 ●ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト ●Wind of memory ~記憶の風~ ●Went Away 全てが懐かしかった 失くしてしまった心を探すように もう一度あの場所へ行こう 懐かしい風景 変わらない記憶 なのにこんなにも違って見える 何よりも変わってしまったのは 俺なんだ 人と違う事は罪ではない 透明な壁の向こう側にあるのは ひとりでは作れない大切な場所 きっともう一度見つけられる あの時失くした心の欠片を そしていつの日か流せるだろう 完璧な涙を ●Perfect tears ●DRINK IT DOWN TOP
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attachref attachrefTentacleか attachrefOctopus Tentacleを持ってMileth TavernのNPC(Theradus)と会話 attachref 会話を進めてYes,here you go選択して会話を最後まで進める attachref Shinewoods Forest8へのX11.Y22の辺りへいくと窓がポップアップするのでNEXTで進める attachref Dragonが召還されるのでこれを倒す attachref Dragon Scale Swordを拾ってQuest終了!(一定日数経過で何度でもできます) attachref attachref #attach 名前
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Music:八王子P Lyrics:q*Left Movie:わかむらP 歌:初音ミク 翻譯:阿Jin (尊重翻譯者,取用時請附上譯者名) 女孩子就是要乖乖的 為了不要成為壞孩子 那是那是長久以來 一直遵守的 不過不過其實呢 喜歡甜蜜的事物 也喜歡苦澀的事物 我是個任性的人 就算捨棄了誓言 想要的事物 也已經產生出來了 被尖銳的眼眸 給擊中了 心情變得 無法冷靜下來 今天我也一樣 假裝要去與他見面 裝成這個樣子 去見你 用你那排尖牙 用你那隻舌頭 with bite with bite 咬上我 用你那雙利爪 用你那些手指 tear up tear up 把我撕裂開來 貪婪什麼的就如同你所說的 只能感覺到你在嫉妒我 想要的事物 能夠奪取的事物 全部全部 都想得到手 不過不過其實呢 喜歡溫柔的感覺 也喜歡痛苦的感覺 對這些感到渴望 若只有單方面被追求什麼的 就太過無趣了 請不要 對我冷笑 我的心 被你奪走了 今天我也一樣 假裝要去與他見面 裝成這個樣子 去見你 用我這雙唇 用我這喉嚨 eat you eat you 把你給吃掉 用我這雙手臂 用我這個胸口 oh baby oh baby 把你擁抱住 如果要得手的話 就得不擇手段 too bad too bad 我並不是個乖孩子 愛 和被愛 如果只有這些還不夠 many more many more 把我帶出去吧 命運什麼的 是不可能存在的 只不過是所謂的 童話故事而已 紅線什麼的 不可能存在 用剪刀把它剪斷吧 用你那排尖牙 用你那隻舌頭 with bite with bite 咬上我 用你那雙利爪 用你那些手指 tear up tear up 把我撕裂開來 用我這雙唇 用我這喉嚨 eat you eat you 把你給吃掉 用我這雙手臂 用我這個胸口 oh baby oh baby 把你擁抱住 能不能也對喜歡著你的我 給我愛呢? 請你滿足我 試著奪回我看看 之後我會再考慮看看 這次的歌詞為了語句通順,有擅自更改排序的情況,請多見諒 另外原歌詞許多地方都有省略主詞 為了語句通順,也私自腦補了最低限度的主詞上去 7/23更新 歌詞「如果我只是這些還不夠」變更為「如果只有這些還不夠」,不好意思 翻譯:kyroslee Little Scarlet Bad Girl 女孩就該當個好孩子 不要成為壞孩子 我一直以來 都遵守着這規矩 不過不過其實我喜歡甜蜜的事物 也喜歡苦澀的事物 就是那麼的任性呢 即使拋棄誓言 也要將想要的事物得到手 被你尖銳的眼神擊穿內心 使我對你為之着迷 我今天也要去與你相見 披上偽裝去與你相見 以你的獠牙 以你的舌頭 with bite 咬在我身上吧 以你的指甲 以你的指尖 tear up 將我撕裂吧 這就是所謂的貪得無厭吧 但聽起來只感到是妒恨而已 想要的東西 能奪走的東西 我全都全都想要得到手裹 不過不過其實我喜歡被溫柔對待 也喜歡痛楚 就是那麼的充滿欲求呢 只是被人追求 實在太沒趣了 別諷笑我啦 我已對你着迷得不能自拔 我明天也要去與你相見 披上偽裝去與你相見 以我的嘴唇 以我的喉嚨 eat you 將你吃掉 以我的手臂 以我的胸口 oh baby 將你抱緊 為了得到手中我可以不擇手段 too bad 我並不是個好孩子呢 愛與被愛 只是這樣並不足夠 many more 將我帶走吧 命運什麼的是不可能存在的啊 終究也不過是童話故事而已吧 命運的紅線什麼的是不可能存在的吧 讓我以剪刀將它剪斷吧 以你的獠牙 以你的舌頭 with bite 咬在我身上吧 以你的指甲 以你的指尖 tear up 將我撕裂吧 以我的嘴唇 以我的喉嚨 eat you 將你吃掉 以我的手臂 以我的胸口 oh baby 將你抱緊 你會否也愛上這個喜歡着你的我呢? 來滿足我吧 試着奪回來吧 之後的事就之後才算吧 私心推薦鼻そうめんP的remix版本
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律「えっ、ないっ?」 …机、ガタコト。鞄、ガサゴソ。教科書、ペラペラ…! ノート、バサバサッ! 唯「りっちゃーん」 ギクッ。 ムギ「部活いこっ」 放課後、あたしを囲むように微笑む二人。でも…えーと……。 律「あっあのさ、悪い! 和に出す書類今日までだったの忘れててさ、先行っててよ、うん」 唯「え~~~またぁ? りっちゃんの忘れんぼ!」 律「すぐに行くから。始めててよ、なっ!」 ムギ「わかった。唯ちゃん、先にいこっか」 唯「ぶ~…。みおちゃんにお説教してもらわなくちゃ、だね」 冬なのに、嫌な汗が背中をつーって流れた。教室から並んで出て行く背中が消えると、あたしは捜索を再開する。 ガタゴト、バラバラ、ゴソゴソ。 …ない。なんでないの? 学校にあるはずなんだ。読んでた記憶があるんだから、何回も。最後はどこで見たっけな・・・。 律「あ」 移動教室! 律「ないっ?! なんで!!?」 第二視聴覚室の保健体育の時間に読んだとこまで覚えてる。でも、あたしが座ってた席にない。どうしよう、どうしよう。 「あっ、律」 サアアアァァァッ。 和「探したわよ。唯から聞いたんだけど、提出書類なんて……(ドドドドドッ)ちょっ!?」 律「助けて和っ!!」 昨日、あたしはいつものように連絡せずに澪の家に転がり込んだ。 律「いや~、やっとるかね…ん?」 澪は机に向かって何か書いてた。頭にヘッドホン。…ムフ。そろりそろり…ふぅっ。 澪「ひゃうっ!」 律「うなじが無防備ですわん♪ 作詞? あたしにも見せイダァッ!!」 いつものスキンシップ。 律「ね~~~お~ね~が~い~みおぅ~~~」 澪「だめ」 律「そこをなんとか」 澪「笑うもん。やだ」 最近ムギが作った曲はまず澪の元にいく事になってるらしい。そこで澪が詞をつけて二人で相談した後、あたしたちに見せるようになった。なんでそんなことになったかって? 澪「いつも律と唯が邪魔するからだろ」 その通りです、はい。でもさ、部長だもん。少しぐらい。必死に拝み倒していると歌詞だけだからなと、やっと呆れてくれた。 今までいろんな歌詞を読んできたけど、それはあたしの中に真っ直ぐ心に響いた詞だった。中に出てくる、女の子の気持ちがあたしの中ですごく共感できたんだ。 律「この歌詞一日貸してくんない?」 澪「まだ未完成だよ」 律「すごく気に入ったの! 手元において読みたいの!」 すると澪も顔を赤くしながらうれしそうに笑って、明日の部活には必ず持ってくるという約束で渡してくれた。 今あたしたちは校舎裏のゴミ捨て場にいる。ゴミと一緒に捨てられたのかも、という和の意見を頼ってここに来たのだけど……。 律「この中に…」 和「他に心当たりないんでしょ?」 先週から残っているゴミ袋が山のように積みあがっていた。掛札を見ると収集は明日。 和「早くしないと日が暮れるわよ」 と、和は1つ目を開けだした。 律「そんな、悪いよ! あたしのせいで和がやることじゃないって」 和「その話は後」 と、飲みかけのジュースで汚れた袋を探り出す。 プリントはもちろん、上履き、ノート、ジャージ、レシート、食べかけのお菓子…ゴミを見れば人がわかるってホントだな、なんて思ってたら、割れたガラスが無造作に出てきて寒気がした。 と同時に、和に申し訳なく思った。 あーあたしのバカ。ほんっとバカ律。よりによってなんで歌詞なくすかな。何で覚えてないの。ゴミ山のてっぺんを睨みつける。 うぉりゃーって力任せに投げ飛ばしていた自分を小突いてやりたい。7つ目のゴミ袋に取り掛かった時、和の携帯が鳴った。 和「唯? ちょっと、食べながら話すの止めなさい。え、律?」 ぶんぶんぶんぶん!! 和「…ううん、見てないわ。今忙しいから切るね」 さっきからずっとあたしの携帯は鳴りっぱなしだった。あたしを責めてる様で、怖くて、出れなかった。 そんなあたしを気遣うことなく何もなかったかのようにまたゴミ袋の中を探し出す和のやさしさで、涙が出そうになった。 「和? 探し物?」 見上げるとソフトボール部の人がいた。あたしの知らない人。 和が事情を説明すると彼女はすぐに部員を呼んで、みんなで探すように声を出した。本当に申し訳なくって、お礼を言いながら必死に探した。 「これ…ですか?」 探し始めてすぐに一人が言った。まさか。あたしは期待と不安で息を荒くしながらそれを受け取った。間違いなく探してた澪の詞だった。でも……見つけた興奮は一瞬で凍りついた。 『なにこのポエム?』 『かゆいかゆーい!』 『てか、イタイ(笑)』 『案外いけるかも』 『いや、おかしいでしょ』 『メルヘンだね~』 『この子恋愛したことないんじゃないの?』 『頭の中のぞいて見たいわー。ヒヨコ住んでそう(笑)』 授業中にまわし読みされたらしくて、空いてるところに好き勝手書かれてた。そして一番目立つところに 『もう少し現実を見ましょう』 ふざけるなよ。何でだよ。一生懸命書いた詞になんてことするんだよ! あたしは詞を抱きしめて叫んだ。そして思い出す。澪がふわふわ時間を書いてきてくれた時のこと。あたしもこれと同じことした。 一晩がんばって澪が書いてくれたのに、あたしは恥ずかしいって、もう少し考えようって…。何であの時、真っ先に褒めてあげれなかったんだろう。お礼が言えなかったんだろう。 自分の大切なものが汚される心の痛み。一年もたって、やっとあの時の澪の気持ちがわかった。それなのに、またあたしが澪を傷つけることになってしまった。 律「みお…ごめん……ごめん…」 たくさんの人に見つめられながらあたしは声を上げて泣いた。 泣きじゃくるあたしの代わりに和がみんなにお礼を言ってくれて、散らばったゴミ袋を二人で元通りに戻した頃にはもう日が落ちかけていた。 ボロボロのあたしに連れ添いながら分かれ道、このことは軽音部のみんなには話さないように頼んだ。和は何か言いかけて、頷いて帰っていった。 「律!」 顔をあげると家の前に今一番会いたくない人がいた。しかもズンズン近寄ってくる。 澪「いったいこんな時間まで何してたんだ! 部活には来ない、電話に出ないしみんな……なにがあったの? どうしたんだその顔!?」 泣いて腫れあがったあたしを見る、澪の視線からとにかく逃げたかった。でもすぐに澪の手があたしを捕まえる 澪「何もなかったなんて通らないからな」 律「…提出書類なくしちゃって、怒られた」 澪「何で制服そんなに汚れてるんだ?」 律「……バツで掃除当番」 テンパッててまともな言い訳が出てこない。澪が手を持ち上げた。ゴミをあさって傷だらけで汚れたあたしの手。ふりほどいてすぐに背中に隠す。 律「…連絡しなくてごめんな。わざわざ家まで来てくれてありがと」 そんな顔でこっち見るなよ。街灯に照らされた澪の顔が険しくて、取調べされてるみたいだ。ヤバい、話変えないと。 律「なんか用事あったの?」 澪「ん…ああ、昨日の歌詞ちょっと直そうと思って」 墓穴った…。 律「あ…ああ、ごめん! 後で教室戻ったらカギ閉まっちゃっててさ」 澪「…そっか」 あまりにもみじめなあたしの姿を見てか、もうそれ以上なにも言ってこなかった。 次の日少し遅めに家を出た。 一晩中かかって澪の字に似せて書きなおしたけど……バレバレだよな。いつもの待ち合わせの場所に行くのが怖かった。けど、なぜか今朝は澪がいなかった。結局出会えないまま教室に入る。 唯ムギ「りっちゃん!」 昨日みたく、あたしの机の前に二人がいた。よっ、て笑顔を作りながら席に座る。 唯「も~昨日ずっと待ってたんだよ」 ムギ「なにかあったの?」 律「なんでもないなんでも。今日はちゃんと…ん?」 携帯が鳴ってる。澪か? と思ったら『和』。お礼言わなくちゃな。 律「ああ和、昨日は」 和『ごめん律! バレた!』 え。 和『澪がそっちに』 バンッ!! 教室が震えるほどの勢いで扉が開いた。 律「澪」 教室中が静まり返った。こんなに怒った澪初めて見た。すごい勢いでこちらに近づいてくなりあたしの襟をつかんで無理やり立たせた。 律「痛い!」 澪「何で嘘ついたんだ」 側にいる二人も金縛りにあったように立ちすくんでいる。 澪「何とか言えよ!!」 唯「みおちゃん!」 ムギ「りっちゃん、とりあえず謝って!」 ドッドッドッドッ。みんなの心音が響く。 始業ベルが鳴った。少し迷うような表情を浮かべた後、澪はあたしを振り落とすようにイスに叩きつけると背中を返して出てった。 後で聞いた話だと、和が教室に入るなり待っていた澪がいきなり突っかかったらしい。あたしがあんなふうになるまで罰与えるなんて、どういうことだって。 あたしに口止めされてる以前にちゃんと口裏合わせてないから、和には澪が何を言っているのかさっぱりわからない。何も答えられない和にますます澪が怒ったところで騒ぎを聞きつけたソフトボール部員が仲裁に入ったらしい。 放課後、部室であたしは本当のことを全部話した。机の上に落書きだらけの歌詞が出したところでみんなが息を呑む音がして、あたしの声はますます小さくなる。 「ごめんなさい」 向かいに座る澪の手は震えていて、それだけでどれだけ澪が傷ついたのかわかったあたしの目からも涙がこぼれて、顔をあげられなかった。 ビリッ。 唯「あっ!」 梓「ダメですっ!」 ビリッ。さらに歌詞を破る澪の手を梓が止めた。 梓「ダメです! せっかく書いた歌詞破っちゃダメです!」 澪「でも…でも……!」 クスンクスンと澪も泣き出した。部室の中にあたしたちの嗚咽が混ざって、苦しくって、それを作った原因があたしで。もう、どうしたらいいのか……。 カチッ。 知らない曲が突然流れ出した。破れた歌詞がムギの前にあって、流れる曲に合わせて歌いだした。 すぐにこの歌詞のものだって気づいた。途切れ途切れに少し鼻歌が混ざって、でもサビに入ると続けて歌いだして。ムギの後ろに回った唯が歌おうとするけどうまくいかなくて。 2番まで歌い終わった時には、あたしも澪も顔をあげていた。 ムギ「うん、歌詞バッチリだよ澪ちゃん! 完成!」 澪「…ムギ」 ムギ「私のイメージ通り。この曲にはこの詞しかないんだよ」 澪「でも、私の歌詞……」 ムギ「私も恋愛した事ないよ。でもね、澪ちゃん」 立ち上がったムギが澪を抱きしめた。 ムギ「恋愛って初恋とか片想い、両想い、すれ違い、失恋とかたくさん。いろんな形があるんだよ。経験しないとわからないものだと思うし背伸びして詞にしてもきっと、伝わらないと思う。私は澪ちゃんが書いてくれたこの詞、心に染み込んで、伝わったよ。」 ムギの胸に顔を寄せたまま少しだけ澪が頷く。 ムギ「澪ちゃんがその時経験して感じた気持ちを歌詞にしてくれたら、私も曲を作るし、みんなも演奏するから」 唯「そうだよ。みおちゃんが作ってくれた歌詞が放課後ティータイムの歌詞なの! 他の誰がなにを言っても気にする事ないの!」 カチッ。曲が流れてムギが歌いだす。 唯「あっ! ムギちゃんばっかりずるーい! 次はわたしだよ!」 梓「先輩、その前に楽譜作りましょうよ。 私も早く演奏したいんですから!」 ムギ「澪ちゃん」 流れるテープにあわせて即興で梓がギターを弾いて、唯が歌いだす。 ムギ「りっちゃんを許してあげて」 澪「……」 ムギ「りっちゃんも澪ちゃんが、がんばってくれた作った事知ってるから、昨日ずっと探してくれたんだよね?」 唯「りっちゃん、ぎゅ~~~」 ぎゅう。 唯「和ちゃんが言ってたよ。りっちゃん暗くなるまで探してたって」 何も言えずに下を向くあたし。すると澪が立ち上がった。 澪「昨日は練習してないからな。今日は気合い入れてやるぞ。…………バカ律」 律「……澪」 唯「ドラム叩いてよ、りっちゃん! 元気になるよ!」 律「いろいろ迷惑かけちゃって、ごめんな」 和「澪にも散々言われたからもういいわよ。でも、なんかうらやましかった」 別の日の放課後、部室に行く途中まで。 律「え?」 和「人のためにあんなに怒れるなんて、なかなか出来ないわよ?」 と、この話はこれでおしまいと言うふうに彼女はクルッと廊下を曲がって行った。 実際詩がかける人ってすごいと思うんだが... -- 名無しさん (2011-12-01 16 14 29) つうか澪の歌詞特徴掴んでて良いと思うのは俺だけ...?? -- 名無しさん (2012-01-08 14 13 19) これだから女は怖い… -- 名無しさん (2012-05-09 04 29 54) 名前 コメント
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